お越しいただける皆様、お目にかかれますことを楽しみにしております。
しがたいまして、4月の予約申し込みを開始いたしました。
内容は、哲学と建築についてです。4月の詳細および2月の報告は、近日中にこのブログにてお知らせいたします。
日程: 4月11日(土)14:00~15:00 (1:30開場)
場所: ハイアット リージェンシー 京都
地下1階 東山バー
お申込みは、
ecoledetouzan@hotmail.co.jp
090-6662-0360
おかげさまで2月の回は満席となりました。
皆様にお目にかかれますこと楽しみにしております。
3月の回のご予約も受付開始いたしました。
内容は以下のとおりです。
皆様のお越しをお待ちしております。
2015年3月14日 14:00~16:00 (13:30開場)
***********************************************
「悪」の実践についての試論
―ジョルジュ・バタイユの思想から―
井岡 詩子
京都大学大学院 人間・環境学研究科 博士後期課程
京都造形芸術大学 通信教育部 業務担当非常勤講師
***********************************************
バタイユは 20 世紀半ばにフランスで活躍した思想家です。呪術的な儀式や宗教、芸術や文学、エロティスムについての書物を著し、のちの思想家たちに大きな影響を与えました。その思想は 破壊的で非理性的とみなされる傾向にありますが、実際そこで 探求されているのは、いかに人間らしく生きるかという問題です。それはどのように実践され得るのか、考えたいと思います。
城郭のヒューマニズム
―イタリア・ルネサンスの科学技術と人文主義―
白幡 俊輔
京都大学 博士 (人間・環境学)
関西学院大学・客員研究員/サントリー文化財団フェロー
***********************************************
ルネサンス期のイタリアにおいて、絵画・彫刻・文学といった文化を開花させたのは、宗教の抑圧を取り払い人間性を解放した ヒューマニズム(人文主義)であったとされています。しかし、人文主義の影響は決して文化活動や平和な分野に限られるも のではありません。そうした人文主義の意外な側面を「城郭」をてがかりに紹介します。