2013年02月

☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚第五回は、天文学史の世界へ!☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚
第五回(3月16日)は、第一部・天文学史一般、第二部・インド天文学史の二部構成で、天文学史を堪能していただきます。

ゲストスピーカー:廣瀬 匠氏(京都大学大学院 文学研究科 博士後期課程、星のソムリエ)
第一部「天文学の歴史は人類の歴史」
 
最先端の技術と知識を駆使して宇宙の姿を解き明かす天文学には、「人類最古の学問」という側面もあります。どんな文明にも、天文学は必要不可欠だったのです。一方で、宇宙のとらえ方には世界各地で微妙な違いがありました。そうした文明間の交流がもたらした遺産は、私たちの生活のあらゆる場所に残されています。

第二部「1500年前の教科書で学ぶインド天文学」
 
古代と現代のあいだ、西洋と東洋のはざま。まさしく天文学の歴史における「分け目」にいた、インド人天文学者たちの活躍を、写本からたどってみましょう。彼らによる知識の伝え方は独特ですが、そこには私たち自身の教科書でもおなじみの要素も登場します。

2013年3月16日(土)14:00~(13:30開場)
場所:  ハイアット リージェンシー 京都 地下1階Touzanバー
定員:  20名
参加料: 3000円(茶菓子付)
ご予約はお早めに!ecoledetouzan@hotmail.co.jp
第五回(3月)&第六回(4月)のお知らせは、こちらからもご覧いただけます。↓↓
https://skydrive.live.com/?cid=bf7d539ceebc0329#cid=BF7D539CEEBC0329&id=BF7D539CEEBC0329%21290

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□■□■□■□■□□■□■□■□ 第四回ご報告 ■□□■□■□■□■□□■□■□■□■□
2013年2月16日(土)小雪のちらつく寒い日でしたが、今回もたくさんの方にお集まりいただきました。寒い中お越しいただいた皆さま、スピーカーのお二人、そしてホテルの皆様ありがとうございました。

そして、芸術家は神になる―イタリア・ルネサンスと神格化される芸術家―
古川萌 京都大学大学院 人間・環境学研究科 修士課程
ecole_2013_2_16 012図1
古川さんは、「魔術師として」、「貴族として」、そして「神として」、芸術家たちのイメージが形成されていくことを、16世紀のイタリアの画家・建築家にして執筆家でもあったジョルジョ・ヴァザーリ著『芸術家列伝』からの引用をもとに、紐解いてくださいました。
遅筆で有名なレオナルド・ダ・ヴィンチの逸話は、万能の人レオナルドらしいもの。確かに、ヴァザーリの伝記は、我々の知っている巨匠たちのイメージと重なっていますね。作品をなかなか完成せず絵の前でぼんやり物思いに耽るレオナルド、それを不満に思う注文主に対して彼は「高い才能をもつ人は、実際に働いていないときこそかえって多くの仕事をしている。頭のなかで創意を求め、完全なる観念を形づくろうとするからである」と言ったのだそうです。
明日、レオナルドを気取って、上司に言ってみる勇気あります?私がそんなこと言ったら、「君に高い才能があるのかい?」と一蹴されるのがオチだな。やめとこ。

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京大博物館で大好評開催中の展覧会ウフィツィ・ヴァーチャル・ミュージアム展。ジュニアガイド『くらべてわかるルネサンス』を執筆(イラストも!)したのは、古川さんです。

難しいことこそ頑張れる?!―思い出すのが難しい記憶にご褒美が与える影響―
重宗弥生 京都大学大学院 人間・環境学研究科 特定研究員

ecole_2013_2_16 017図2
重宗さんは、難しことを記憶する必要があるとき、その意欲を出すために、ご褒美がいかに効果的に働くかということを、ご自身が実際に行われた実験の結果をもとにお話をしてくださいました。
実際に、子供たちがより多くのことを効果的に学ぶことを促したり、自分の部下の仕事の成果を上げるために、ご褒美の効果を知っておくことは有効かもしれませんね。
でも、ちょっと考えてしまったのです。私は、社会人から学生に戻り、…たぶん…お金にはならないだろう研究をしているのだけれど、じゃぁ、私にとってのご褒美って何なんだろうと。お金ではないのだろう…たぶん…。これで名声が得られるわけでもない…たぶん…。やればやるほど、自分の無知と無能を感じる。それでも、続けている…。なぜだ…。
もしかしたら、こうして学生に戻って若い優秀な研究者たちに出会えたこと、そしてこのエコール・ド・東山がご褒美なのか…!?ちょっと、強引かな。いえ実際、主催者の我々が毎回、一番楽しんでいるのですから、大きなご褒美です。

と、いつもあまり役に立たない個人的な感想が、お話の内容を貶めてはいないだろうかと、ちょっと心配ではありますが、ご報告にかえさせていただきます。

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ちなみに、重宗さんがお話をしてくださっている間、ご参加いただいた皆様には「ご褒美」!として、恒例のケーキを楽しんでいただきました。今月のケーキはお洒落なチョコレートのデコレーション、チョコレートムースの甘さの後に、ミントのムースが爽やかな後味を残してくれる逸品!ペストリーシェフの皆様、毎回、美味しいケーキをありがとうございます。お話を聞くのも楽しみなんですけれど、毎月変わるケーキを堪能するのもまた楽しみのひとつなんですよね。
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ハイアット リージェンシー 京都 フロントデスクのフラワーアレンジメント。赤&緑&黒、ヴィヴィッドな色のコントラスト。
影までもが、デザイン。

第四回の報告の前に、ちょっと第五回のご案内をいたします。

第五回3月16日は、1部、2部とも天文学のお話です。

天文学の歴史は人類の歴史
   廣瀬 匠(京都大学大学院 文学研究科博士後期課程、星のソムリエ)
「最先端の技術と知識を駆使して宇宙の姿を解き明かす天文学には、「人類最古の学問」という側面もあります。どんな文明にも、天文学は必要不可欠です。一方で、宇宙のとらえ方には世界各地で微妙な違いがありました。そうした文明間の交流がもたらした遺産は、私たちの生活のあらゆる場所に残されています。」

1500年前の教科書で学ぶインド天文学
   廣瀬 匠(京都大学大学院 文学研究科博士後期課程、星のソムリエ)
「古代と現代のあいだ、西洋と東洋のはざま。まさしく天文学の歴史における「分け目」にいた、インド天文学者たちの活躍を、写本からたどってみましょう。彼らによる知識の伝え方は独特ですが、そこには私たち自身の教科書でもおなじみの要素も登場します。」

 “星のソムリエ”廣瀬 匠さんならではの天文学とインド天文学史のお話を準備しました。
 あまりお目にかかれないお話ではないでしょうか。今から楽しみにしています。
 このお話を待っていてくださった方々もいらして、早くもお席が埋まり始めています。
 春めいてきた一日、天文学に浸ってみませんか?
 

予約申し込み ecoledetouzan@hotmail.co.jp
電話予約    090-6662-0360

         ご予約はお早めに!!

朝から雪がチラチラと舞う寒い日でしたが、皆様にお集まりいただきありがとうございました。
無事に第四回を終えました。
詳しくは、数日内にご報告いたします。

美味しいケーキを頂きながら茶話会も弾んだ土曜日の午後でした。
終わってホテルの玄関に立ちますと、まだ空は明るく、日が長くなったなあと思いました。
でも、まだ寒いですね。皆様ご自愛くださいませ。

皆様、ご予約ありがとうございました。
残りのお席が一つになりました。お考え中の方は、お急ぎください。
お待ちしています。

申し込み先  ecoledetouzan@hotmail.co.jp
電話      090-6662-0360

 当エコールのスタッフは、毎月第三土曜日に開催するかたわらで、次の二ヶ月分の準備をしています。それをほぼ二人で行っています。他に二人の仲間がいますが、一人はブラジル留学中、もう一人は論文執筆中につき、たまに声を上げますが、ほとんど静黙状態です。従いまして活動中の二人は、お話ししていただく院生研究者に会ったり、お話の要旨原稿を依頼したり、それを集めて宣伝用チラシを作ったりしております。ああ、そうです。こうやってブログの更新も心がけております。

 この二人が、こう申す私ともう一人の仲間ですが、不思議と風邪もひかず、慌てて歩いて足をくじいたりしていますが、大勢に影響はなく、元気に作業をこなしています。予定していました本日、3月と4月の、つまり、第五回と第六回の準備が整いまして、皆様にお配りするチラシの入稿を終えたところです。12月のが海老茶色でしたが、次は、春らしい萌木色にしました。来週には配布の予定です。どうぞお楽しみに。

 さて、その前に、216日、第四回を行います。すでにご案内の通り、古川萌さんと重宗弥生さんがお話いたします。まだ、お席が少し空いております。皆様の参加をお待ちしています。

ご予約は、ecoledetouzan@hotmail.co.jp
電話予約は、090-6662-0360       です。

 よろしくお願いいたします。

 

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