さて、おかげさまで、2014年12月13日の回も満席となりました。みなさまにお目にかかれるのを楽しみにしております。
現在、来年1月の予約受付中です。詳細について以下のとおり、お知らせをいたします。
1月のふたつのトピックは、我々が身近に使っている情報システムの開発の裏側や問題点について、バレエの古典から現代にいたる変容についてです。
開催日:2015年1月10日 土曜日 14:00~16:00(13:30開場)
人を手助けする情報システム
―完璧ではない情報技術をいかに有効活用するのか―
宮部 真衣
京都大学 学際融合研究推進センター 研究員
私たちの生活の中では、目に見えるものから見えないものまで、いたるところでコンピューターが使われています。今回は、“外国人患者と医療者との対話を助ける”、“デマの発信を自動的に防止する”など、みなさんの生活の一部を支援するソフトウェアの開発事例について紹介します。
バレエにおける古典の再解釈
―より深い人間性の表現を求めて―
田川 千尋
元 京都大学高等教育研究開発推進センター特定助教
現 大阪大学未来戦略機構第5部門 特任助教
バレエといった時にどんな作品や動きを思い浮かべますか? バレエと一言で言ってもその言語や構成、扱うテーマは時代とともに変化し続けています。本発表では古典作品への独自の解釈で個性が光る振付家マッツ・エクの作品を中心事例に現代までのバレエの変容を追っていきたいと思います。
[今後の開催予定]
2015年 2月14日(土)14:00~16:00
2015年 3月14日(土)14:00~16:00
開催場所: ハイアット リージェンシー 京都 地下1階Touzanバー
〒605-0941 京都府京都市東山区三十三間堂廻り644番地2
ご予約:
各回定員20名 参加料3000円(茶菓子付)
お申込みは、メールまたは電話にてお願いいたします。
電話番号: 090-6662-0360
定員になり次第、受付を終了させていただきます。
どうぞお早目のご予約を!ecoledetouzan@hotmail.co.jp
「頼 山陽と応接の芸術」
酸化・還元のバランスが崩れるのは、「抗原特異的IgE(免疫グロブリンE)がFceRlに結合した後、抗原により架橋されると細胞が活性化される」と「ROSは脱顆粒に必要な細胞内のシグナル伝達を促進する」からなのだそうです……むつかし……噛み砕いて言うならば……外から異物が入ってきたことを警告する例えばヒスタミンのような化学物質が放出されることによって、アレルギーは促進されるということのようです。ということは、ヒスタミンの放出を抑制すればアレルギーは起こらないだろうというわけで、孫さんは、チオレドキシン結合タンパク(TBP-2)が免疫細胞にかかわる重要な分子ではないかと実験を試みられました。すでに試験管内での実験は成功、現在はヒトにも同様に作用するのかという段階にあるということです。
とてもお粗末な思い出話で今回の報告を終えるのは孫さんに申し訳ないのですが、お話を聞いている間は明快な説明に「ふむふむなるほど~」そういう仕組みだったのかと納得していたにもかかわらず、いざ書くとなると難しく何よりも間違ったことを伝えるのは避けたいので、詳しく知りたいという方は以下のサイトをご覧ください。
http://www.rbs-i.com/thioredoxin/index.html
[今月のケーキ]